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2024-01-16

yamamotoフレームづくりのテーマであるGOUP(剛性をコントロールするものづくり)の名付け親であります、東北大学名誉教授 工学博士 堀切川一男先生にお越しいただきました。
本日の内容はフレーム部材Rの形状から考えられる剛性、高速スピード時フレームにかかる空気抵抗など勉強させていただきました。
私が考える「ものづくり」堀切川先生の「理論」が一致することに今後のものづくりへの可能性を感じることができました。

また堀切川先生の、トライボロジー「丸み」に書かれてあるRの法則は、私のこだわりのひとつ「仕上げはシャープではなくポップを目指す」に繋がると私なりに感じております。

「丸み」文章の一部
(人間には、人当たりの優しい「丸み」と時として筋の通った厳しい意見を言える「尖り」の両方が大切)
と締めくくる。

2023-07-11

51歳にしてまだまだ現役!神奈川 渡邊秀明選手。
30年前、私がまだ10歳の頃だろうか、プロデビュー当時に渡邊選手が乗っていたフレームは父が作ったyamamotoであったことを渡邊選手から聞かされた。
その後工房を閉じてから私に代替わりするまで30年以上経過した今、私が作るyamamotoに乗ってレースを走る姿は感動と様々な想いが込み上げる。
現役32年これからもyamamotoで走り続けてほしいと願う。

叶わぬ話だが父に教えてあげたい…

渡邊選手は次フレームのデザインをデビュー当時乗っていた旧yamamotoで乗りたいといのも楽しみだ‼︎

こんな話も含め、まさに競輪は「こんなスポーツ他にないだろ‼︎」である。

2022-12-26

 

ガールズケイリン高木佑真選手のyamamotoピストロード‼️

ガールズケイリン競走ではカーボン製フレームを使用している中、今回街道練習で前後ブレーキを使用できるピストロードをオーダーいただきました‼︎

フレームカラーは佑真選手のご要望の色に合わせたホワイトベースにダークグレーロゴ、差し色にオレンジを入れた
かわいかっこいい仕上がりになりました‼︎

高木佑真選手のコメント
「初めて自分のピストロードを作るという事で山本さんにお願いして本当に良かったなと思っています。
わからない事ばかりだったのですが親身になってお話を聞いてくださって抽象的なお願いも丁寧に自分に合ったフレームにしてくださって、これからロードに行くのがすごく楽しみになりました。
なかなかクロモリのフレームを作る機会がないのですが、また機会があったら山本さんにお願いしたいなと思いました!
素敵なフレームありがとうございました!」

 

yamamotoピストロードの練習で競走成績が上がることを心より願っております。

2022-05-24

静岡を代表するレーサー渡邉晴智選手の新車(3号機)はE.YAZAWA(矢沢永吉)オリジナルパロディロゴを使用した。
今回、渡邉晴智選手がYAMAMOTOフレームに込めた想いとは…

渡邉晴智選手のコメント

「情熱大陸(矢沢永吉 永ちゃんは止まらない・・72歳の現役ロックンローラー)を目にした時に自分はなんて小さなことで悩んでいるのかと気が付かされました、矢沢永吉さんが72歳で言った言葉が「72歳でロックやってるのは自分だけでしょっ!」と簡単に言ってましたが、72歳が歌で多くの人の力になるって凄いことだと思いました、僕なんて48歳でランクが落ちることに悩んでいたことが嘘のようで、その言葉に救われ今は矢沢永吉さんの歌を聴きながら練習に取り組んでおります。僕の走りで少しでも同年代や多くの人の力になれたらと思ってます。比べ物にはならないですが最後まで自分らしく競輪人生を全うしたいきたいと思う今日この頃でありますね、それを託すことのできるフレームメーカーこそが山本製作所YAMAMOTOフレームでありますね。
やっちゃえ山本製作所‼️」

渡邉晴智選手が私に言った言葉がある。
「乗り手と作り手は信頼関係にあること」
私はこの言葉を胸にフレームを製作し続けていくことが最も大切なことだと思っている。

渡邉晴智選手の主なタイトル等
G1 日本選手権競輪2008優勝
G1高松宮記念杯競輪2008優勝
2008〜2010 S級S班在籍

2022-03-21

東京都在住、競輪ファンであるサイクリストからのオーダーは競輪フレームのようなシルエットのロードバイクフレーム、上下オーバーサイズで1インチスレッドに競輪でお馴染みHattaヘッドパーツを使用し、フロントフォークはやはりMAXフォーク!
カラーはクリアブラウンにフロント、バックフォークの内側をカクテルオレンジでぼかしてあります。
前後爪付近には仙台お馴染みドット柄、シートチューブには伊達政宗シルエットでまとめております。
全てユーザーの考えにより完成したyamamotoフレームはまさに宮城県仙台を主張したものであります
ユーザーが東京の地をMADE IN SENDAIで爽快に走る日を楽しみに、今日も製作に励みます。

ユーザー様のコメント
「ラグの部分、ブレーキアウター内蔵の処理、後三角のチェーン掛け、とにかく造形美に見惚れてしまいました。
カラーに関しては細かい注文にも対応いただき、オレンジのぼかし具合など想像以上に理想的な完成度でありました。
形として完成したものを見た時の感動は、オーダーならではですね。
1競輪ファンとして、1自転車のりとしてyamamotoを応援してます!本当にありがとうございました‼︎」

2022-02-10

東北工業大学生の卒業製作であります、木材と金属を合わせたロードバイク。
クロモリフレーム製作の指導、お手伝いをさせていただきました。

学生さんが卒業製作に選んだ「木製フレーム自転車デザイン」
温かみのある色や質感、独自性のある木という素材を自分の好きなロードバイクに活かしたいと考え、卒業製作に選んだ自転車は全体イメージの影響が大きいと思われるトップからシートステーにかけて木材を印象的に用いたそうです。

フレーム製作をする上でフレームチューブの切断からロウ付け、仕上げといった内容の指導をさせていただきました、学生さんが課題に向けて取り組む姿勢に私もできる限り力になれたらと考え協力させていただきました。
今回、お手伝いする側ではありましたが、若い独創性のある発想を知ることができ、今後の競技フレーム製作に役立ていけたらと考えております。

「木製フレーム自転車デザイン」は優秀賞を受賞されたそうで嬉しく思います‼︎

学生さんのコメント
「今回、初めて自転車フレームを0から作ったことで製品の設計から木工、金属の加工、塗装技術の難しさを体感した。
またビジュアルデザインのブラッシュアップから強度を考慮した設計まで挑戦したことで、以前よりもプロダクトデザイナーと技術者、両方の目線からものづくりを見られるようになったと感じている
この貴重な経験を今後のものづくりに活かしたいと思う」

東北工業大学 産業デザイン学科 卒業製作展にて展示されます。
2022.2/11〜2/16(10:00〜19:00)仙台メディアテーク6回(入場無料)


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